にゃんしー 純文学 純文学の小説書いてます。群像新人文学賞4次通過。太宰治賞最終候補。川光俊哉賞受賞。[Twitter][Website]Tweet いつかの水晶山 にゃんしー 600円 エッセイ ★推薦文を読む 山口県防府市で過ごした子ども時代、京都市の大学に進学し、就職して尼崎に引っ越したあと「うたって、おどって、へんなかお」なパフォーマンスをしてきた。 むらたくんのこと、なかむらくんのこと、きのしたくんのこと、しまくんのこと、かとうくんのこと。 「空は青くなかった」あの町のこと。 『キャンディと王様』以来、白昼社×にゃんしーが実現したのは、 ノスタルジスタ溢れるエッセイ集。写真も多く収録。お楽しみください。 thunderbolt にゃんしー 2000円 純文学 虹村市の女子高生・虹村雷には、ふたりお父さんがいる。 同性愛者が多く暮らすその町では、 おかしいことではない、と、学校で習った。 おかしいと感じてはいけない、と、みんなが言った。 だから虹村雷には、「ふたりのお父さん」との接し方が分からない。 「ふたりのお父さん」に与えられた野球は、 歯向かうための手段だったのかもしれない。 「ふたりのお父さん」に対してであり、 同性愛がまともなこの世界に対してであり、 それをまともではないと感じる、自分に対してであった。 雷のように、すごく高いところから飛び降りたいとずっと思っていた。 雷に打たれると、性別が変わることがあるという。 「ふたりのお父さん」を雷で打って、まともにしたかった。 「サンダーボルト」という、自分を定義する最強の変化球を携えて。 LGBTや全てのマイノリティを問うのではなく、答えるのではなく、語るのでもなく、 ただそこに生きた人々の群像を描く野球純文学。 GIRLOVER にゃんしー 1000円 純文学 ★推薦文を読む にゃんしー最後の少女作品。 「XXXXには何が書いてあるのか分からない」 群像新人文学賞 4次通過作 ■XXXXには何が書いてあるのか分からない イチローに憧れていた、イチローと同じ名前を持つ韓国人の少女が、 イチローを産んだ「野球の国」日本を訪れる。 クソババアとヨルからは、それぞれXXXXと野球のボールを託される。 クソババアは「日本ではXXXXが助けてくれる」と言った。 そんなわけはないと思う、だって、XXXXには何が書いてあるのか分からないし。 わたしを助けてくれるのは、野球のボールのほうだ。 牛皮に書かれた一文字の漢字は、ふしぎとその意味が分かるような気がした。 韓国語で「たぶん」という意味を持つあいまいな日本の町で、 少女はセン・モモというおじさんと、レイという女の子と出会う。 彼や彼女とふれあいながら、少しずつXXXXの意味を分かっていく。 「わかること」を問う少女の純文学。 表紙:泉由良 セイコの瞳に地平を駈ける獅子を見た にゃんしー 700円 純文学 謝らないよ。一生。でも、謝る以外のすべてのものをあげるよ。君と、産まれてくる音楽に。 スターバックスアンソロジー「さめない」 スタバだいすきクラブ 1000円 ほか スターバックスコーヒーをテーマにした文芸アンソロジーです。 ■著者・作品一覧 1.にゃんしー 「私だけの場所」 2.霜月ミツカ 「コーヒーフラペチーノはずっと苦い」 3.尾内以太 「二時間だけの莫迦面」 4.みなもとはなえ 「あなたには全く関係ない話」 5.桜鬼 「巡り巡る」 6.ひざのうらはやお 「スタバにまつわるエトセトラ」 7.壬生キヨム 「スターバックスの地縛霊」 8.へにゃらぽっちぽー 「おしゃれなコーヒー屋さん」 9.泉由良 「おやすみスヤノン」