日々の真横に佇むフィクションのリアル |
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タイトル | ビオトープ |
著者 | こんにゃく |
ブース | なし |
紹介文 |
6作から成る短編集。それは物語というよりも「日々」そのもので、通勤電車の中で読むわたしの隣にただ、佇んでいた。日々とは時間の流れであり、人が何かを解決したり昇華したりする過程の速度と1日24時間という決まった時間の速度はまったく関係がないのだ。ということを、教わったような気がする。でも確かにそうやって生きてるような気がする。 4番目の、「BrokenYouth」がとても好き。
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紹介タイプ | 大好きな本 |
紹介者 | きり |
揺るぎのない耽美。 |
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タイトル | ビオトープ |
著者 | こんにゃく |
ブース | なし |
紹介文 |
細かい描写がしっかり入っていて、きゅんとくる描写がたっぷりあって、 想像を膨らませながら読む層にはたまらない一冊だと思います。
象徴的だったのが 「おやますわりでまっていて」 「モーリー」 「BrokenYouth」 の3作品。
特に好きなのは「BrokenYouth」です。
特別なことなんてなんもない でもなんだか特別になっちゃいそうな でも何も起こらない そのぎりぎりの感じがリアルで、どうしようもなく愛おしくて、 あったわけでもない空気感が妙になつかしくて、 すごく大切な気持ちにさせてくれるのです。
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紹介タイプ | 大好きな本 |
紹介者 | にゃんしー |
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