投稿日: 2017-11-302018-01-04 投稿者: Fēng Yi十一月雑詠 末枯や紙幣に指がねばりつく 荒星や地上に届く飛機の音 小春日を透明にする窓がらす 神をらず蹠に痼る血は鉄に 南天の実と遠州の陶房と 刀身へ女ら冬の貌映す 城下町へ蜜柑の実る木を載せて ■ 牟礼鯨