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| 打ちひしがれて帰ってこられない |  |  | タイトル | いつくしみと言う名の猫を飼いたい |  | 著者 | 掛 真魚 |  | ブース | E-16 |  | 紹介文 |  | シンプルで美しい装幀に、鋭利な刃物のような短歌が収録されています。 
 「きみがもし人になるなら背に揃う鱗を剥がす役をやらせて」
 
 作者の血の凝ったナイフで切り刻まれて血まみれになる、恐ろしいほど透徹した世界。
 |  | 紹介タイプ | 凄いと思う本 |  | 紹介者 | 孤伏澤つたゐ |  
 
 
 
| 善き葡萄のような甘さと苦さ |  |  | タイトル | 甘受の才能 |  | 著者 | かかり真魚 |  | ブース | E-16 |  | 紹介文 |  | 短歌、俳句、散文の入った作品集。 
 短歌や俳句は日本で生まれた短詩系だが、こちらの作品集には
 バタイユ、ニーチェ、ビスキュイ、ガラリヤなど、ヨーロッパで生まれた人物、聖書のことばがたくさん使われている。
 読んでいると、ヨーロッパの荘厳な教会にいるような気になってくる。
 言葉を「吐き出」さずにはいられないという体験がある方に読んでいただきたい一冊です。
 
 
 ハルシオンに似た石鹸を使ふ夜。後ろから本を読む十代だつた。
 |  | 紹介タイプ | 大好きな本 |  | 紹介者 | 壬生キヨム |  
 
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