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 月がきれいに見える本

文フリ大阪に行ったことがないので、そこに出ている本っていうのがツラかったです。
第2回のwebカタログを見ながら一生懸命選びましたが、文フリ大阪に出ていないサークルさんのご本もちょっとあります。
ごめんなさい。

でもどれも私が買って読んで大事にしたいと思った本なので、同じように誰かの本棚に並んでくれたら嬉しいです。
なな






歌が繋ぐ、少女二人の絆
タイトルワスレナウタ
著者あずみ
ブースB-27
紹介文
『解放弦―Thereleasedstring』『愛の歌』から続く歌姫百合物語のシリーズ最終巻。
少女たちの想いが歌となって響きわたるようで、圧倒され、心が揺さぶられました。
凄まじい感情の嵐に奔流されて、一気に読み進めさせられてしまう魅力のある作品です。
一度読み出すと本当に止められない止まらないので、3冊買ってから読み始めることをおすすめします。



幸せの在り方を描いた物語
タイトルゆきのふるまち
著者くまっこ
ブースなし
紹介文
ひとつの町を舞台に、そこで生きる3人の女性の生き方を描いた、連作短編小説。
辛いことや悲しいことがあっても、不幸なままで終わらない、終わらせない、そんな希望とあたたかさを感じて、切なさと愛しさで胸がいっぱいになります。
物語の世界観が本の表紙や装丁にもあらわれているのも素敵です。



日本史に興味なくても楽しめます
タイトルすごくあたらしい歴史教科書『日本史C』
著者唐橋史 他
ブースC-01
紹介文
18名の作家による人気の日本史アンソロジー。
日本の歴史をざっくり一気読みして、ちょっと賢くなれた気分が味わえちゃいます。
どこまでが創作でどこまでが本当の歴史だったのか……想像するのも楽しいですし、これをきっかけに日本史という沼にはまってしまうのも有りかと。



読みにくさがたまらない1冊!
タイトル星の挽歌
著者石井鶫子
ブースC-15
紹介文
恋愛メインのストーリーと歴史(古文書解読版)という2つのパートが交互に進んでいく物語。

歴史パートが読みにくい。読んでも読んでもなかなか意味がわからない。
注釈がたくさんあって何度も何度も読み返す。
でもそれが面白い。
解読する面白さが楽しい。

そして読みにくさに疲れた心に素直に響く恋愛パート。
心情描写がぐっときます。
働く女性のやさぐれ感や見えないところのかわいらしさがたまらない。
あと後書のパンツ。

注)『自由の翼〜シタルキア創国記序章〜』の外伝なので本編を先に読んでないとわかりにくいです。



壮大なSF恋愛ロマン
タイトルライオンハート
著者恩田陸
ブースなし
紹介文
恋愛小説があまり好みでない私がぐっときた本。

何度も何度も出会い別れる2人の男女の魂の物語。
連作形式で、各章は絵画のタイトルが付けられている。
さらにその絵画が物語の中で重要な場面となっている。
この演出が非常ににくい。
文章と絵画で同時に心を揺さぶられる。

読者に結論を委ねられているように感じるラストも胸にくる。



変身少女モノへの期待を胸に
タイトル超絶変身ユカリオン
著者服部匠
ブースなし
紹介文
Twitterやテキレボの他の方の感想を読んで凄く気になっているご本。

幼少期にペルシャやクリーミーマミなど変身少女モノに憧れたことがある身としては、ジャンルだけでも読んでみたくなる1冊。



青春って?恋愛って?言葉にすると消えそうだね
タイトルキューピッド・ロボット
著者なな
ブースなし
紹介文
「#創作文芸:*.jp18th」(テーマ:恋愛)寄稿作品。

ロボットを作る大学生の青春恋愛モノ。

近未来、きっとたくさんのロボットが開発され、人々の生活に入り込んでくるのではないかと思います。
では、そのロボットは、どんな思想で、誰の思いで生み出されたのか?開発者たちは何を願ったのか?
そんなことを思って書きました。



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