第一話「青いそらの下の町」
2011.07.02(Sat)
こんにちは~こんにちは~

うたって、おどって、へんなかお。
尼崎なぞのおどりこ。
にゃんしーです!

どぇーす。

つーか、
めっちゃ暑い日が続きますね。
こんなん、路上ライブやってられへーん
ということで、冬の企画「チャリどこ」に続いて
夏の企画「夏の王様に会いにいく」を
路上ライブに代わって
はじめさせていただきます。

よろしゃーす

といっても特にややこしい企画ではなくって
「夏ならではのなにか」がある町に行って
宝物を探す、そういう企画になっちょります。

ざっくりいえば。

初回の行き先は「三田」でした。

路上ライブで仲良くさせてもらった女の子がね、
三田から来たひとやったんですよ。
で、三田ってどこかな、と
Googleマップで検索したら……

ピンときてしまって。
地形にね。

なんかあるなーっと。

また、せっかく路上ライブで会えたひとの町なので、
一度、見ておきたいな、ていうのもありまして。


JR大阪駅から出発です。
ここも、相当ですよね。
昔とすっかりうってかわって、
ごっついなーと。


大阪の巨大ビルたちを尻目に
電車は走る~


JR福知山線を行きます。
伊丹や宝塚をすぎた辺りから
景色がだんだんのどかなものへ。


到着!
どこだここわっ
三田かっ


西宮名塩です。
通りがかりにあったので、
降りてみました。
山肌に沿って、おしゃれな家々が立ち並ぶ絵を
高速道路から見て、きれいだったもので。
山の上までは、斜面に沿ってある
エレベーターで登りますねんよ。


上まで登ったところ。
閑静。ほんっま閑静!
な住宅街。
家のひとつひとつ、いちいちおしゃれやしな。


コロッセオみたいな公園があったり!
かっちょいーい。
他にもいろいろ至れり尽くせりで、
いい暮らしが送れそうな場所です。
(何を見るためにここに来たの!)


花もいっぱいです。


帰りはエレベーターではなく
階段で降りました。
ここ、すげーよね。
じゃんけんしながら
「グ・リ・コ」って降りていきたい。

まあ、降りる頃には足もガクガク…。
電車に乗って、次の場所へ。


着いた!
三田…ではなく、武田尾です。
トンネルが駅になってるって、
すごくない?!


外から見るとこんな感じスね。
山あいにあります。


入るときは切符通すとこ一応あるけど、
出るときは箱の中に切符入れるからね。
完全、無人駅です。


この景色に惹かれて、ここで降りたの。
武庫川です。
川そばまで降りてみたかったけど、
残念ながら足場がなく。
武田尾には、温泉もあって、
各部屋に露天風呂がついてるんだって!
いつか湯さんと行ってみたい!


はい、次~
いよいよ、三田です!

三田から、神鉄に乗り換えて
三田のいちばん奥を目指しました。


それがこれ。
ウッディタウン中央駅です。


さ、三田なんもない。
イオンしかない。


自然はいっぱいあります。
この運動公園の向こうには
三田西陵高校があるようでした。
にゃんしーの好きな学校です。


駅前で、路上ライブやりました。
15~16時と、結構がっつりやってた。
あまりみない光景でしょうからね。
みんな、いぶかしんだ目をしてた(00;
しかしそれにもめげずにゃんしーは
「モンスター♪」とかいって
めちゃめちゃ楽しんで踊ってきました。
主なイベントとしては、
赤ちゃんが泣き止んだ!


三田の、青い、青い空です。

三田の町を歩きながら、
なんも考えんかった。
なーんも。

なんもない、ていうのは
すごく大きな力やねんな。
無限にゼロをかければ1になるように
その裏側には、はかりしれないような
大きな力が隠されている。

特別な力じゃなくって、普通の力やけどね。
例えば、好きなひとがいるとか、そんなん。

そんなことを考えながら
詩を書いてみました。

青い空があるっていう
ただそれだけの
はなし。

なんもすることが
ないから
笑ったり泣いたり
する。

何も理由がないのに
何も意味なんか
ないのに

嬉しかったり、悲しかったり
するということ。
生きているということ

すごく大きな
ちから。

見えるものが
すべてじゃないよ、
たぶん。

ほら
空の青さに
ふれて
笑ったり泣いたり
してみて。
ざっくりやなー
じぶん。

今回、夏の王様からもらった
宝物は
「空の青さ」
ということで。
ひとつ。

「青さ」ていうと
「見えるもの」みたいやけど
この「青さ」は「見えない」ものです。

大きすぎて
見えない
けど、あります。

なんもない町だから、
それにふれることが
できました。

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