ソヨギという服を持っていた 二枚の羽根を自分で縫い付けたそれを着ると 私は翼のある女の子になった 漢字にするとそれは戦着……そう、soyogui.
誘拐犯が、逮捕された。殺人犯の容疑者でもあるらしい。逮捕されたのは、あたしのお兄ちゃんだ。
今晩は、八十七年前の世界の皆さん。落ち込んだりもしていないけれど、私はそれなりに元気です。夏到来ですが空調はつけておりません。 今日も今晩は。明日は、お早う。いつか辿り着くだろうおやすみなさい。それではまたね。 それではまたねを突端に。
でもね、種子がまた出来るわけ。あさがおも賢いからさ、種子をいっぱい結ぶより、強くて大きなのをひとつ結べば良いんじゃないかと考えたっていうか、つまりその年は黒々と大きな種子がとれました。でもやっぱり多いんだよね。だって、次は三代目の種子だもの。 でもさ。分け隔て出来ないよ。出来ないとは思わない? 種がここにあるのに、きみは貧相だから植えずに捨てます、なんて宣告、出来ないでしょう。
存在するということはなんと不確定で不安定な状態だろう。在るということ。消えないということ。その意味と儚さが季節折々につけ、雨雪となって人間の大地に降り注ぐ。
あたしは今でも「愛している」って云うのは、怖い。死んだって怖いものは治らないらしいですね。馬鹿みたいだよね。分かっているのに。愛されていたんだなあって心から思います。そのことを考えると、涙が出そう。 でもやっぱり、あたしからは云えなくて、怖くて。 うん、でもね。今でも好きだよ。なのになんでああいう風なのは云えないんだろう。泣きそうだよ。 もう、なかなか逢えないね。 でもね、好きです。 それから、ありがとう。
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