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透明感のある世界を登場人物達が彩る |
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タイトル | 羽人物語 |
著者 | 咲祈 |
ブース | C-33 |
紹介文 |
読み始めたら止まらず、一気に読み終えてしまいました。 世界観は絶望や哀しみを含んだ透明感があり、登場人物達は硝子細工を彩る色のように それぞれの色を持ってこの世界に生きている。それぞれのエピソードの密度がとても濃いです。 登場人物達の切なく、複雑に絡み合った運命が至る物語の終着点は色々感じるものがあります。 この方の他の作品も読んでみたいですね。
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僕とクリプととある選択の物語 |
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タイトル | ハロー、クリプ(新装版) |
著者 | 志々真 実子 |
ブース | なし |
紹介文 |
主人公は僕であり、その傍らにある猫のクリプ。クリプは僕にしか見えない存在である。 この僕とクリプ、そして僕が生きる現実が少しずつ重なり、絡みあっていく。 クリプと僕が共有する精神世界の描写は宮沢賢治的モチーフを織り交ぜつつもとても美しく、 時におどろおどろしく迫って来る。 国語の教科書で読む作品のような懐かしさも感じた。
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招かれ巻き込まれた運命と、己が道を選ぶ意志の物語 |
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タイトル | 君が風を掴むとき |
著者 | あづみ伊織 |
ブース | D-54 |
紹介文 |
街を繋ぐ商隊、連街衆が今日も今日とて旅をする。 ある日、隊の長である旭は風に滲む不穏の色を見た。 風は新たな風をよび、旭は仲間達とともにひとつの運命に巻き込まれていく。 運命が行き着く先、彼らは何を見て、何を選ぶのか?
ファンタジー小説です。番外として本作品の世界を彩る歌を3つ、 挿絵を交えて収録した「ともうた綴り」もあります。
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