グルジア女王の吐息で前髪が揺れそうなほどに
書籍名 斜陽の国のルスダン
作家名 並木陽
購入イベント ひみつ
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紹介文
ルスダンのほんをよむまで、そもそも歴史物に苦手意識あったし、難しいことわかんないなぁとか思っていたのだけれど、ジャケットがあまりにもかわいらしくて、あとカレーの色で、気になって手に取りました。いつもと違うものを読んでみるのもいいかなくらいの気持ちだったんだけれども、語り手はまるでその場に居合わせていたことを回想するかのようにルスダンのことをかたりかけてくる。女が国のリーダーならば嫁にもらって国ごといただこうとか考える連中がぞくぞくいるような環境で、国の番を張るのは大変だったろうと。もし歴史書とか教科書とかで先にルスダンに出会ってたら、ただのヤリマンとか誤解してたかもしれません。笑。この本に出会えてよかった。


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