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学外へ出た四人は困難と自分自身に向かい合う |
書籍名 |
ELYSION II |
作家名 |
スノーマン |
購入イベント |
ひみつ |
タグ |
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紹介文 |
軽めの一巻とはかわり、世界の昏い部分や隠れていたことなどが少しづつ見え始める第二巻。 主人公達の言葉や行動は変わらないのに、こんなにも取り巻く世界の空気が変わるものなのかと感嘆します。 文章はとても読みやすく、難しい語句を使っていないからこそダイレクトに情景が映像として浮かぶような作品です。 コメディ部分も強くありますが、登場人物、とりわけ主人公のブレのなさが目立って印象に残ります。 感情や些細な気持ちの変化が丁寧に書かれていて、大きな変化が見られることはありませんが、ふと気づいた時に登場人物の成長が伺えます。 掛け合いのテンポも良く、見た目以上に深い背景、どんな味わい方をするのかすら読者に委ねられる感じがすごいです。 軽くも読めるし、考察もできる。 そんな長編物語。 出会えてありがとうございます。
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