明日世界が終わっても、この世界に住んでいたい
書籍名 晩年のままごと
作家名 オカワダアキナ
購入イベント 尼崎文学だらけ
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紹介文
どういうわけか、すごく共感してしまう。んです。
世間的には恵まれてるポジションの、でもどうにも満たされていないカタリナさんの、日々の不満や異常な状況が描かれているはずなのに、厭な感じがするどころか、全面的に同意してしまう。ずっとその語りに耳を傾けていたい。傾けているうちに世界が滅びてしまっても、別にかまわない。むしろ最後の晩に会って語り合いたいのは、家族でも友人でも恋人でもなく、カタリナさんだという気がしてしまう。んです。
素敵な時間をありがとうございました。


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