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ブース その他3
インディーズ出版Wille(ヴィレ)
タイトル 反日デモ遭遇記〜中国が揺れた7日間
著者 豊田 政志
価格 200円
カテゴリ そのほか
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紹介文
私は見た! 中国の反日デモの瞬間を。

2012年9月、尖閣諸島の国有化決定に端を発する中国の反日デモ。これまでの反日デモ、そして暴動は過去最大のもの
となる。
筆者は、この時偶然中国の大地にいた。上海〜南京〜西安〜重慶の道のりで張り詰めた日々が続く。
重慶ではついに反日デモの光景を間近にとらえる。
同時期に起こった韓国・李明博大統領の竹島上陸と天皇謝罪要求問題。戦後日本の外交問題で緊張状態を迎えたのは
この時がおそらく初めてだろう。
しかし、筆者は政治に翻弄され暴力を誘発される民衆を見て、自分の中国への理解不足を戒める。

冷水を浴びせられた日中友好のルポルタージュ。中国が揺れた7日間を描く。


デモとは? 扇動とは? 暴動とは?
私は中国に行ったことはありませんが、このルポを読むと臨場感がひしひしと伝わってきます。たまたま著者が2012年9月中国へ旅したときに反日デモに遭遇したとのことですが、ちゃんと日付が記された日記調の文もリアルです。
マスコミやネットでは伝わらない反日デモの実態。これを読むとなんとなく分かる気がします。
平和ボケしている日本人。コレを読んで怒りを呼び覚ますのか、それとも冷静に対処すべきなのか?
おそらく後者でしょうね。
推薦者桜田門
推薦ポイント