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 とりあえず読めばいいんじゃないかな…?

自分の本の紹介も大概難しいですが、人様の本を紹介するのはそれ以上に難しいですね。出来るだけ大阪で買えそうな本をセレクトしてみました。
次回大阪でもまた素敵な本に出会えれば&あわよくばうちの本もお気に入りに加えて頂けると嬉しいな、などと思っております。
高梨 來






4人の「天使たち」の織り成すシーン
タイトルel.
著者犬塚暁/あずみ/柳川麻衣/穂崎円
ブースB-27
紹介文
天使をテーマに編まれた小説アンソロジー。
それぞれ違う時代背景で生きる、姿形も違う『天使』たちと彼らと巡り合った人々の織り成す物語。四社四様の解釈で描かれる天使たちの凛とした美しさ、儚さ、力強さにすっと胸を引きずられ、息を奪われるような心地になります。



箱庭の外から聞こえる呼び声は
タイトル夏火
著者キリチヒロ
ブースD-34
紹介文
シリーズ二作目。
血のつながりと、それ以上に強い魂を結び合う絆で結ばれた幼馴染三人はそれぞれクラスが別れ、新しい出会いと共に少しずつ押し寄せてくる波に攫われるように世界を開いていくことを余儀なくされる。
思春期の息苦しさ、焦燥感、目の前を通り過ぎていく景色のハッとするほどの一瞬の煌めき。押し寄せる感情と、箱庭を旅立って尚、色濃いその影を落としていく『箱庭』を旅立って永遠の存在として生きるかつての少女の姿。
色鮮やかで清冽な心の移ろいがいつまでも焼きつくように残ります。



歌うように生きる、生きるように歌う
タイトルたましいの場所
著者早川義夫
ブースなし
紹介文
何かを生み出す事、「いま」の自分に向き合い表現し続ける事、すなわち、「たましいの場所」を探し続ける事。飾り気がなく正直でまっすぐで純粋で、情けないのに力強い。
うたう事、生きる事へのまっすぐな想い。
照れくさくなるほどむき出しで大きな温かさに包まれます。



今度は俳句!
タイトル庫内灯
著者BL俳句合同誌「庫内灯」編集部
ブースE-11
紹介文
BL短歌の次はBL俳句! 17音という限りある音の区切りの中でどんな情景が圧縮・解凍されて目の前に広げられるのか期待しております。



この気持ちは、僕だけのものでいい
タイトルジェミニとほうき星
著者高梨 來
ブースD-33
紹介文
双子の姉への想いを秘めながら、『家族』であり続ける為に自分の感情に蓋をして生きてきた主人公はひょんなきっかけから中学時代に単身イギリスへの短期留学へ旅立ち、自分の揺れる感情を預けさせてくれる恋人に出会うが――。
身近な相手への強すぎる愛情、自身のセクシャリティなどに悩みながら、不器用な男の子が自分の殻を破ろうとする青春小説です。ぬるめですがボーイズラブ。

調子に乗ってキャラと遊び過ぎたので続編と番外編が3冊くらい同時に出ます。めんどくさい男の子の青春の日々を見守っていただけると嬉しいです。



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