研究所で皇穂稀(スメラギ ホマレ)を救った白銀の騎士ヨハン・アイゼンリッターの協力もあり、【四神】の討伐に成功したN.H.B対策本部室。新人類(Neo Human Being)が関わる事件も減り、落ち着きを取り戻したかのように思えた。だが、麒麟のDNAと【魔眼】を持つ女N.H.B、ヴァネッサ・クレアシオンは着々と計画を進めていた。【神醒細胞】の生みの親テリー・ワイズマン博士をも超える画策とは一体――。 ヴァネッサの計画により、皇穂稀は残酷な出来事に直面し、異常な発達を遂げたN.H.Bが彼女を襲う。そして、仲間である周麗麗の本当の胸の内が明らかとなる。事態は急展開を迎える。 バイオ系バトルアクションSF小説・三巻目。
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