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十年以上前、インターネットで廃墟の写真を見て以来、『廃墟萌え』の一員となってしまった私。「いつかは行きたいなぁ」と想いに耽るも、廃墟探索には数々の危険と『不法侵入』という罪と隣り合わせ。さらに、廃墟の殆どは郊外にあり、車が必須。運転できない人間が廃墟探索など、容易なことではなかった。 |
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実はわたしも戦跡めぐりが大好きで、この本を見つけたときには 「これは!わたしのための本!」と思ってしまった。いそいそと手に取って 読み始めると、期待を上回る情報量の多さであふれる魅力に くらくらした。わたしも学生時代留学していたこともあって、ドイツの 強制収容所などいくつか訪れたりしたのだが、ここに書かれている場所には どこも行ったことがなくて、何故!あのとき行っておかなかったのか!!と 悔やまれるばかりであった。(アウシュビッツにくらい行っておけ……) それにしても、すごい行動力である。わたしだったら(というか、ふつうの人だったら) ビビってとても行けないような場所に身ひとつで飛びこんでいくガッツ。 まじで見習いたい。この人はどこに行っても生きていけると思う。 地球の歩き方よりもある意味かゆいところに手が届く。戦跡が好きな方も、 あまり意識したことない人も、ぜひ。 | ||||||||||
推薦者 | 第一回試し読み会感想 | |||||||||
推薦ポイント | 物語・構成が好き |
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3ヵ国の廃墟の話や治安の話 小ネタなんかが楽しい語り口調で 書かれていて、とても楽しめます。 個人的には、クリストファー・クロスがいそう。の 一文、めっちゃ惹かれました。 | ||||||||||
推薦者 | 第一回試し読み会感想 | |||||||||
推薦ポイント | 表現・描写が好き |