出店者名 斜芭萌葱
タイトル 窓枠列車
著者 斜芭萌葱
価格 900円
ジャンル 詩歌
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紹介文
【切り取ったいろとこころを口ずさみ今日もがたごと窓枠列車】

Twitter上で不定期につぶやいていた短歌を、カラー写真とともに文庫本サイズにまとめました。
テーマは電車、仕事、季節、など。
全70ページ、150首以上を収録し、約30枚のカラー写真を使用しています。
日常の傍に居させていただけましたら幸いです。

words & photos by 斜芭萌葱(Hasuba Moegi)

・微睡みが途切れて顔を上げるたび車窓が白く青く移ろう

・早朝の椅子取りゲーム勝者だけかりそめの夢貪っている

・爆音を注ぎこみつつ束の間の眠りに落ちる通勤電車


列車の窓枠から切り取った景色と歌
作者である斜芭萌葱さんが撮りためていた写真と、書きためていた短歌から選りすぐりものをまとめた、写真集であり歌集である一冊。
窓枠列車という名前の通り、列車の窓枠から映る代わり映えのない景色や日常、けれど少しずつ移りゆく季節を切り取った写真や歌が多いように感じます。

変に飾らずまっすぐな言葉たちは、普段なにげなく暮らしているわたしたちにも共感できる部分が多くあり、作者である萌葱さんの魅力もよく表しています。
特に夏の終わりから秋にかけての歌が好きで、あまぶんの季節にもちょうど重なるので、ぜひ読んで頂きたいです。とても可愛らしい歌ですから。

写真もとても美しいものが多く、特に空の写真が魅力的なのですが、言葉で伝えるのが難しいので、是非実物を見てください。
推薦者ひじりあや